地籍調査事業は、土地の戸籍簿作りです。

都市再生調査事業協同組合

CSR活動


都市再生調査事業協同組合は杉並区をはじめ官公庁の業務を中心とした事業に従事しております。特に地籍調査では、膨大な土地に関係する情報を取り扱うことから、情報セキュリティの確保と、成果品の品質向上を常に追求しています。また、これらの情報は災害発生時の復旧・復興に大きな意義を持つことため、情報を厳格に管理、運用することが求められています。

さらに地域の仕事を請け負う事業者として、地域への貢献を重視し、杉並区主催のプロジェクトやイベントへの参加や、被災地支援なども行っております。 。

情報セキュリティマネジメントシステム

地籍調査では土地の面積、地目、所有者、権利関係に関する情報や道路の構成、成り立ちに関する情報など機密情報や個人情報を多く取り扱います。当組合ではISO/IEC 27001:2022/JIS Q 27001:2023(ISMS:情報セキュリティマネジメントシステム)認証を取得し、情報の管理・運用を厳格に行い、情報へのアクセス制御や保管や廃棄のルールを定め、紛失や漏えい、誤用のないよう組合事務局と組合員の統制を取り、セキュリティに配慮した環境で業務に従事しております。

毎年の全組合員を対象とするセキュリティ研修では、具体的な情報管理について講習を行い、管理方法や事故発生時の対応を確認しております。

また毎年の内部監査や外部審査で出た指摘を改善し、情報の機密性、完全性、可用性のバランスを取りつつ、より強固なセキュリティ環境を実現できるよう活動しております。

事業継続マネジメントシステム

BCP(事業継続計画)は、事業者が各種災害、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、事業の継続や早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のことをいいます。

当組合では事業継続計画のマネジメントシステムであるISO 22301:2012/JIS Q 22301:2013の認証を取得し、実効性評価を行いながら、運用をしています。

また、当組合では杉並区と災害協定を締結しており、発災後の現地調査・測量等に関する協定を締結しているほか、平常時において定期的に訓練への参加や、防災に関するイベントに出展により、災害復旧に役立つ測量技術の展示や理解を深めていただけるよう活動を行っております。

荻外荘復元・整備プロジェクト

杉並区内で営業している協同組合として、何らかの形で地域に還元したいとの思いから、杉並区荻外荘(てきがいそう)の復元・整備プロジェクトに寄付を行いました。

荻外荘は荻窪の閑静な住宅街にあり、内閣総理大臣を3度務めた近衞文麿が、昭和12年(1937年)の第一次内閣期から20年(1945年)12月の自決に至る期間を過ごし、昭和前期の政治の転換点となる重要な会議を数多く行った場所です。

荻外荘は、2016(平成28)年に国の史跡として指定され、建物の復原、整備工事を経て2024(令和6)年12月に荻外荘公園として開園しました。

外観
客間
書斎
応接室

すぎなみフェスタへの協賛

毎年秋に開催されるイベント「すぎなみフェスタ」に協賛しています。

すぎなみフェスタは、交流自治体等の物販、紹介のほか、杉並で採れた新鮮な野菜、加工品等の販売、さまざまなコーナーやステージ演奏など、杉並の魅力を発信するイベントです。

当組合では、区民の方に事業を知っていただけるよう地籍調査や災害支援について、飲食スペースにポスターで紹介をいたしました。

「都市再生調査事業協同組合」紹介
「すぎなみフェスタ」の様子
「すぎなみフェスタ」ポスター